片栗粉をまぶして揚げたさばは、外はカリッ、中はふんわり。からししょうゆが中までしみ込んで、冷めてもおいしいです。さばと一緒に野菜を素揚げにすれば、副菜作りも時短に。ごろっと大きめにに切ったなすは、ジューシーで食べごたえ抜群。ピーマンのほのかな苦味もアクセントになり、甘めの田楽みそとよく合います。
【材料】1人分
<さばのからししょうゆ揚げ>
- さば(3枚おろし)
- 1/2枚(正味150g)
(A)
- 練りからし
- 大さじ1/2
- しょうゆ・酒
- 各大さじ1
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
<野菜の田楽みそ>
- なす(大きめの一口大に切る)
- 1本(100g)
- ピーマン(一口大に切る)
- 1個(40g)
(B)
- みそ・砂糖
- 各大さじ1
- 酒
- 大さじ1/2
- 白いりごま
- 少々
- 揚げ油
- 適量
- さばのからししょうゆ揚げを作る。さばは3cm幅のそぎ切りにする。ポリ袋にAを入れてもみ混ぜ、さばを入れてやさしくなじませる。空気を抜いて袋の口を閉じ、ボウルに入れて冷蔵庫で一晩漬ける。
- ①の汁気をペーパータオルでふき、片栗粉をまぶす。
- フライパンの深さ1cmまで揚げ油を入れて180℃に熱し、副菜のなすを3分ほどこんがり揚げ焼きにして取り出す。
- 油を1cm足して温度を170℃に下げ、②のさば、副菜のピーマンを入れる。ピーマンはさっと揚げて取り出し、さばはさらに5〜6分揚げて火を通す。
- 野菜の田楽みそを作る。耐熱ボウルにBを入れて混ぜ、電子レンジ(600W)でラップをせずに1分加熱し、混ぜる。
- 揚げたなすとピーマンに⑤をかけ、白ごまをふる。
さばは袋で漬けると味がしみ込みやすく、洗いものも不要で時短に。さばの形が崩れないよう、調味料とやさしく混ぜ合わせます。汁気が多く、液もれの心配があるので、袋ごとボウルなどに入れておくと安心です。
朝から揚げものは少しハードルが高いので、少なめの油を使い、同じフライパンでメインと副菜を同時に揚げ焼きに。片付けもラクになり、負担が軽減します。なすは縮むので大きめにカットすると◎。田楽みそは他に、素揚げにしたアスパラガスや長芋、焼いた厚揚げにかけるのもおすすめです。