鶏の照り焼きは、ご飯がすすむ王道のお弁当おかず。おいしそうな照りが出るまで調味料を煮からめます。メインが甘辛味なので、副菜はしょうがのきいたシンプルなナムルでメリハリをつけました。ご飯には焼きのりをちぎって散らし、のり弁風に。味わいが変わり、おかず2品でも最後まで飽きずに食べられます。
【材料】1人分
<鶏照り焼き>
- 鶏もも肉(から揚げ用)
- 150g
- 米粉(または小麦粉)
- 大さじ1/2
(A)
- 水・酒・みりん
- 各大さじ1
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 小さじ1/4
- 焼きのり(全形)
- 1/2枚
- サラダ油
- 大さじ1/2
<ブロッコリーのごましょうがナムル>
- ブロッコリー(小房に分ける)
- 70g
- しょうが(せん切り)
- 1/2片(約7g)
(B)
- 塩
- 2つまみ
- ごま油
- 小さじ1と1/2
- 鶏照り焼きを作る。鶏肉はペーパータオルで水気をふき、両面に米粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を入れ、①を皮目を下にして並べる。中火にかけ、時々ヘラで押さえながら、4~5分こんがり焼く。ひっくり返してさらに2~3分焼き、火を通す。
- 火を止め、ペーパータオルで余分な油をふき取り、Aを加える。再び中火にかけ、鶏肉を返しながら、照りが出るまで煮からめる。
- ブロッコリーのごましょうがナムルを作る。耐熱ボウルにさっと水にくぐらせたブロッコリーを入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。
- 粗熱を取ってペーパータオルで水気をふき、B、しょうがを加えてあえる。
- 弁当箱に盛ったご飯に焼きのりをちぎって散らし、③をのせる。空いたところに⑤を詰める。
鶏肉は「から揚げ用」を使うと切る手間がなく、時短に。米粉(小麦粉)をまぶすと、水分や肉汁が外に流れ出るのを防げて柔らかくジューシーに焼き上がり、調味料もからみやすくなります。米粉も小麦粉も薄くまぶすこと。つけすぎるとボッテリします。
お弁当用の少量の野菜は、ゆでるより電子レンジで加熱するのがラク。湯を沸かす手間や時間をカットでき、栄養も逃さず味わえます。ブロッコリーは小房に切り分けたら、さっと水にくぐらせて水分を含ませると均一に火が通りやすくなります。このナムルはブロッコリー以外に、絹さやで作ってもおいしいです。