どーんとのった焼きトマトに、ふたを開けた瞬間のワクワク感がたまらない! 見た目のインパクトもさることながら、いろんな味や食感も魅力です。まずは隠し味にみそを加えたコク深いそぼろ。さらに絹さや、トマトと味わって。次はトマトを崩して、おかず同士を混ぜ合わせて、その変化も楽しみましょう。
【材料】1人分
<肉そぼろ>
(作りやすい分量・2人分)
- 豚ひき肉
- 100g
- 酒
- 大さじ2
- 砂糖
- 大さじ3
- みそ
- 大さじ3
<ゆで絹さや>
- 絹さや
- 20枚
<焼きトマト>
- トマト
- 1個
- 塩
- 少々
- オリーブオイル
- 大さじ1/2
- 肉そぼろを作る。鍋に湯(分量外)を沸かし、豚ひき肉を加え、さっと火を通す。アクが出てきたらザルにあげる。
- 鍋に酒、砂糖、みそを入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら①を加え、よく混ぜながら炒める。
- ゆで絹さやを作る。絹さやは筋を取り、さっとゆでて千切りにする。
- 焼きトマトを作る。トマトは1cm幅の輪切りにして塩をふり、オリーブオイルをひいたフライパンで焼く。
- 弁当箱にご飯を敷き詰め、その上にそぼろと絹さやを半々に盛りつけ、中央に焼きトマトをのせる。
豚ひき肉は、熱湯でさっと火を通してアクを除くことで余分な脂や臭みが取れ、冷めてもおいしいそぼろになります。多めに下ゆでしたら、小分けにしてラップに包んで冷凍しておけば、いろんな料理にすぐ使えて便利!
「野菜だって主役になれる!」と考えましょう。つい複数の材料を合わせがちですが、野菜ひとつでひと品作れると、お弁当作りがとても楽になります。満足度をあげる秘訣は“焼く”こと。火を通して濃厚な味わいになったトマトは、肉や魚と並ぶ主役になりますよ!