いかやなすなど夏の食材を生かした、さわやかな弁当。しょうがと米油、みそとバジルという食欲の出る味の組み合わせもポイントです。炒め物は手間がかかるうえ、弁当箱のなかでバラバラになってしまいがちですが、さっとゆでてから水気をしっかりとってオイルであえれば、炒めもの風の満足度の高いおかずに仕上がります。
【材料】1人分
<いかのしょうがオイルあえ>
- いか
- 半身(50g、刺身用も可)
(A)
- おろししょうが
- 小さじ1と1/2
- 米油(サラダ油でも可)
- 小さじ2
- ナンプラー
- 小さじ1/4
- 塩
- 少々
- パクチー
- 適量
<なすバジルみそ>
- なす
- 2本
- 砂糖
- 大さじ2強
- みそ
- 大さじ1強
- オリーブオイル
- 大さじ1と1/2
- バジル
- 3枝の葉部分(バジルがない場合は、大葉やエゴマ、ミント、ミョウガなど冷蔵庫に余っている香味菜での代用も可)
- いかのしょうがオイルあえを作る。いかは皮をむいてさっと湯通しし、冷水にとって水気をしっかりきる。
- 別のボウルにAを入れてよく混ぜる。そこに①を加えてあえ、パクチーの葉をちぎって散らす。少ししょっぱさを感じるくらいの味つけでちょうどよい。ナンプラーは使いきりサイズのボトルも売られているので、ひとつあると便利。
- なすバジルみそを作る。なすはひと口大の乱切り、バジルは粗くきざむ。フライパンにオリーブオイルを熱し、なすを油が回ってやわらかくなるまで炒める。
- ③に砂糖、さらにみそを加えて、焦げないように炒めて、火を止める。最後にバジルの葉を混ぜれば、なすバジルみその完成。ご飯とともに、すべて弁当箱に詰める。
いかはさっと湯通ししてからオイルであえることで、手間を省きつつ満足感のあるおかずに仕上げられます。セロリなど食材を加えても◎。炒めないので、フライパンを洗う手間も省けて忙しい朝におすすめです。
お弁当箱のなかのレイアウトにもひと工夫。ご飯の近くにはご飯の進むおかずを置くと、迷わず詰められます。さらにはおかずの旨みがご飯に染み出して、どちらもよりおいしくいただけます。