使い切れず冷蔵庫に残りがちな厚揚げやなめこを炒めて、のっけ弁に!詰めにくいおかずはご飯の上にのせるのも、ひとつのテクニックです。加熱していくことで、卵やなめこのぬめり、だいこんおろしの水分を上手にとどめ、持ち運んでも水分のこぼれにくいおかずに仕上げています。もちろん、食べ応えもばっちり。
【材料】1人分
<厚揚げ炒り豆腐>
- しょうが
- 15g
- いんげん(にんじんやキノコでも可)
- 15g
- 長ねぎ
- 15g
- 厚揚げ
- 80g
- 卵
- 1個弱
- 砂糖
- 大さじ2/3
- 酒
- 大さじ2/3
- しょうゆ
- 大さじ1/3
- だし(または水)
- 35ml
<なめこの天丼風>
- なめこ
- 100g
- 長ねぎ
- 8cmくらい(50g)
- だいこんおろし
- 60g
- しょうゆ
- 大さじ1
- 油
- 大さじ1
- 厚揚げ炒り豆腐を作る。みじん切りにしたしょうがといんげんをフライパンで炒め、そこに厚揚げを崩しながら加え、さらに炒める。
- ①に砂糖、酒、だし(または水)を加え、水分が少なくなったらしょうゆで調味。さらに少し炒め、みじん切りにした長ねぎを加えてひと炒めする。
- ②に卵を溶き入れ、すぐに火を止めて、余熱でなじませるように加熱する。
- なめこの天丼風を作る。長ねぎを斜め切りにする。だいこんはすりおろす。なめこと長ねぎを多めの油で炒め、油がしっかり回ったらだいこんおろしを加える。
- ④をしょうゆで調味し、水分がなくなってなめこの粘りと油、だいこんおろしがなじんできたら火を止め、完成。弁当箱にご飯を敷き、その上に3とともにのせる。
厚揚げは豆腐に比べて水分が少ないため、水気を避けたい弁当にぴったりの食材です。加熱で水分を飛ばす調理を時短にできるだけでなく、味がつきやすくかんたんに調理できる点も魅力的です。
「肉も魚もないから弁当ができない!」と思ってしまいがちですが、その思い込みをやめるとお弁当作りがぐっと楽になります。厚揚げ、ちくわ、卵、乾物などをうまく使って、肉魚なし弁当を作ってしまいましょう!