巻かないから寿司飯がふんわり!焼きさば寿司弁当

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川上文代さん

PROFILE

寿司飯を弁当箱に入れ、焼いたさばをご飯に合わせて切ってのせるだけ。寿司の成形の手間もワザも不要! 皮目を香ばしく焼いた塩さばと、さっぱりとした寿司飯を一緒に食べれば、さば寿司になります。ご飯に散らした青じその風味もさわやかなアクセント。副菜は野菜ときのこを卵でとじ、やさしい味わいに仕上げました。彩りのバランスも◎。

材料

【材料】1人分
<焼きさば寿司>

塩さば
1切れ
温かいご飯
200g

寿司酢

大さじ1
砂糖
小さじ1
ひとつまみ
青じそ
2枚

<焼き野菜の卵とじ>

舞茸
40g
ピーマン
1個
1個
ひとつまみ
みりん・薄口醤油
各小さじ1
ごま油
小さじ1
しょうがの甘酢漬け(市販)
適量

作り方

1
焼きさば寿司を作る。フライパンにオーブンシートを敷き、さばの皮目を下にして焼き、こんがり焼き色がついたらひっくり返して中まで火を通す。粗熱が取れたらラップをかぶせ、皮がはがれないように押さえながら1.5cm幅に切る。青じそはせん切りにする。
2
耐熱ボウルにご飯を入れ、ラップをふんわりかけて600Wの電子レンジで熱々になるまで1分ほど加熱する。寿司酢の材料を混ぜ合わせ、ご飯にふりかける。しゃもじで切り混ぜ、広げて余分な水分をとばし、粗熱を取る。
3
弁当箱に②の寿司飯を入れ、表面を平らにする。青じそを散らし、さば、しょうがの甘酢漬けをのせる。
4
焼き野菜の卵とじを作る。舞茸はほぐし、ピーマンはへたと種を取り、乱切りにする。卵は器に割り入れ、塩を加えて溶く。
5
フライパンにごま油を熱し、舞茸とピーマンを炒め、みりん、薄口醤油を加えて混ぜる。溶き卵を流し入れ、大きく混ぜる。粗熱が取れたら、弁当箱の隙間に入れる。
ワンポイントアドバイス

さばを焼くときは、フライパンにオーブンシート(またはフライパン用ホイル)を敷いておくと、油なしでもくっつかずにきれいに焼き目がつきます。カリッと焼けたさばは皮がはがれやすく、身が崩れやすいため、ラップをかぶせ、両脇をしっかり押さえながら切ると、きれいに切れます。

初心者でも簡単!無理なく続けられる秘訣

さばは冷凍塩さばを使うと手軽です。前日の夜に冷蔵庫に移して解凍しておきます。ご飯は冷凍やパックを、寿司酢は市販のものを利用してもOK。寿司酢を混ぜるとき、ご飯は熱々に温めるのがコツ。水分がとんで水っぽくなりません。巻かずに詰めるだけだから寿司飯がふんわりして、おいしくいただけます。