おかずの品数が少なくても、複数の食材を使うと物足りなさを感じさせないお弁当になります。メインは、にんにくやしょうがのきいた焼き肉風の甘辛い炒めもの。肉だけでなく、刺身こんにゃくを加えるとかさ増しにもなり、食感の変化も楽しめます。副菜はかぶをさっぱりとした梅マヨあえに。どちらもご飯がすすむおかずです。
【材料】1人分
<牛肉とこんにゃくの韓国風炒め>
- 牛こま切れ肉
- 80g
- 刺身こんにゃく
- 80g
- にんじん
- 20g
- にんにく(すりおろし)・しょうが(すりおろし)
- 各小さじ1/4
(A)
- 酒・砂糖・しょうゆ
- 各大さじ1/2
- すりごま(白)
- 小さじ1
- ごま油
- 小さじ1
<かぶの梅マヨあえ>
- かぶ
- 1/2個(50g)
- かぶの葉
- 20g
- 塩
- 少々
- マヨネーズ
- 小さじ1
- 梅干し
- 小1個
- 牛肉とこんにゃくの韓国風炒めを作る。刺身こんにゃくは大きければ一口大に切る。にんじんは細切りにする。Aは混ぜておく。
- フライパンにごま油、にんにく、しょうがを入れて弱めの中火にかけ、香りが立ったらにんじんを炒める。
- 全体がなじんだら、牛肉、刺身こんにゃくを順に加えて炒め、肉の色が変わったら、Aを加えて炒め合わせる。強火にし、汁気がなくなるまで炒めたら、すりごまを加えて混ぜ、火を止める。
- かぶの梅マヨあえを作る。かぶは皮つきのまま、薄めのいちょう切りにする。葉はざく切りにする。ともにボウルに入れ、塩をまぶし、5分ほどおいてペーパーで水気をふく。
- 梅干しは種を除いて果肉を包丁でたたき、マヨネーズと混ぜ合わせる。④に加えてあえる。
旬(冬)のかぶは皮も柔らかくておいしいので、皮つきのまま調理するのがおすすめ。皮をむく手間が省けて時短に。食物繊維などの栄養が多く含まれる葉も、捨てずに一緒に使うのもポイント。彩りも鮮やかに。
刺身こんにゃくは下ゆでやアク抜きが不要で、薄くスライスされているので火の通りも早い。つるんとした舌触りが特徴で食べごたえがあり、かさ増しにもなる使い勝手のよい食材です。カロリーがほぼゼロでヘルシーなのもうれしい。今回は切る手間のない牛こまと合わせて、さらに簡単な炒めものに。