メインおかずも副菜も、しっかり味がしみ込んだ繰り返し作りたくなる和風おかずでまとめました。鶏ひき肉のごま煮は、すりごまと練りごまのダブル使いで濃厚な風味を味わえます。浸け卵は少量のしょうゆにゆで卵1個を転がし、短時間で味をつけます。定番のほうれん草のおひたしはレンチンで手軽に。
【材料】1人分
<鶏ひき肉のごま煮>
※作りやすい分量
(お弁当約2回分)
(A)
- 鶏ひき肉
- 150g
- 玉ねぎ(みじん切り)
- 1/8個分
- 塩
- 小さじ1/3
- 片栗粉
- 小さじ1
- 昆布だし(水に昆布3cmを入れ、1時間ほど置いたもの。前日から漬けても可)
- 200ml
(B)
- 薄口しょうゆ(またはナンプラー)
- 小さじ1/2
- 白すりごま・白練ごま
- 各小さじ2
<浸け卵>
- 卵
- 1個
- しょうゆ
- 小さじ1/2〜1
<ほうれん草のおひたし>
- ほうれん草
- 1株
- しょうゆ
- 小さじ1/3
- かつおぶし
- 少々
- 鶏ひき肉のごま煮を作る。ボウルにAを入れ、練り混ぜる。
- 鍋に昆布を取り除いた昆布だしを入れて中火にかけ、温まったら、①をスプーンで一口大に丸めて入れる。
- 沸騰したらふたをし、弱めの中火で10分煮る。味を見てBを加え、5分煮て味をなじませる。盛りつけのときは好みで串に刺し、仕上げに、汁もれしない程度に汁の中のごまをかける。
- 浸け卵を作る。卵を熱湯に入れて10分ゆで、冷水に取って殻をむく。卵の表面の水分をふいて小さな容器に入れ、しょうゆを加えてときどき転がしながら10分ほど浸ける。
- ほうれん草のおひたしを作る。耐熱皿に厚手のペーパーを敷いて(余分な水分を吸収させるため)洗ったほうれん草を入れ、ラップをふんわりかけて電子レンジ(500W)で1分加熱する。
- 食べやすい長さに切り、しょうゆをあえて5分おく。汁気を絞り、かつおぶしを混ぜる。
煮ている間に肉団子から塩気が出てくるので、味を見てから調味料を加えて。冷蔵庫で4〜5日汁ごと保存できるので作り置きして当日温めてもOK。残った汁でなすやれんこんなどの野菜を煮るのもおすすめ。
浸け卵は、ゆで卵が1個入るくらいの小さい容器に入れ、しょうゆを入れてときどき転がすだけ。すぐにできるお弁当の味方です。市販のゆで卵を使えば、より手軽に! 卵の水分をしっかりふくことが、味がつきやすくなるポイント。しょうゆを黒酢やウスターソースに替えてもおいしいです。