鶏肉に甘酒としょうゆで下味をつけ、弱火でじっくり焼くだけ。甘酒の効果で肉がしっとり、やわらかくなり、焼き目もついて、炭火焼きのような香ばしさも楽しめます。キャベツのナムルは、塩麹のやさしい塩気と、にんにくやのりの風味で飽きのこない味つけにします。
【材料】1人分
<鶏の甘酒照り焼き>
- 鶏もも肉
- 小1枚(200g)
- 甘酒(ストレートタイプ)
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ1
- サラダ油
- 小さじ2
<キャベツの塩麹ナムル>
- キャベツ
- 1枚(50g)
- 塩麹
- 小さじ1
(A)
- にんにくのすりおろし
- 少々
- 酢
- 小さじ1/2
- ごま油
- 小さじ1/2
- 焼きのり(全形)
- 1/2枚
- 鶏の甘酒照り焼きを作る。鶏肉は皮目全体にフォークで穴をあけ、甘酒、しょうゆとともに保存袋などに入れてもみ込み、10分漬ける。
- フライパンにサラダ油を入れて弱火で熱し、①の汁気を軽くふいて(漬けだれは残しておく)皮目を下にして入れ、ふたをして4分ほど焼き色がつくまで焼く。
- 鶏肉を返し、再びふたをして2分焼く。ふたをはずしてペーパータオルで余分な油をふき取り、漬けだれを加えて鶏肉にからめる。3分ほどおいてから食べやすい大きさに切る。
- キャベツの塩麹ナムルを作る。キャベツは食べやすい長さの1cm幅に切り、ボウルに入れる。塩麹を加えてもみ込み、5分ほどおいて水気を絞る。
- ④にAを加えてあえ、焼きのりをちぎって加え、軽くあえる。
甘酒の酵素の力で鶏肉がやわらかくジューシーに焼き上がります。一晩漬けると、よりやわらかくなり、味がしみるのでおすすめ。ふたをして焼くと焦げにくくて火が通りやすく、油はねもないので後片づけが楽です。
塩麹は、発酵食品の旨みと塩味を併せ持つ万能調味料です。塩の代わりに、気軽に使ってみてください。野菜に塩麴を加えてもむと、普通の塩もみより奥行きのある深い味に。ナムルの味もワンランクアップします。キャベツのほか、白菜やミニトマト(半分に切る)などでもおいしく作れます。