素敵に見える器があるだけで気分も上がるものです。例えば昔話に出てくるような、竹皮で包んだおむすび。包みを開く楽しさは特別感たっぷりですが、実はおかずがなくてもおいしそうに見える手抜き地味弁なんです。箸休めにちょうどいい甘酢漬けは、好きな野菜でアレンジ可能です。
【材料】1人分
<青じそむすび>
- きゅうり
- 1/2本
- あじのひらきの干物
- 1枚
- カリカリ梅
- 6個
- ご飯
- 300g(2膳分)
- 青じそ
- 3枚
<みょうがの甘酢漬け>
※作りやすい分量
- みょうが
- 5~8本
<甘酢>
- 昆布だし
- 大さじ5
- 酢
- 大さじ3
- 砂糖
- 大さじ2と1/2
- 塩
- 少々
- 前日にみょうがの甘酢漬けを作る。鍋に甘酢の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら、火を止めて冷ます。みょうがは縦半分に切り、1分ほどゆで、ざるにあげ、冷めたら、水気を絞って漬け汁に漬け込む。できた甘酢は冷蔵庫で1カ月ほど保存できる。
- 青じそむすびを作る。きゅうりは2mmの輪切りにし、塩少々(分量外)をして5分ほどおき、水気を絞る。
- あじの干物を焼き、骨を取りのぞき、身をほぐす。
- カリカリ梅は種を取り除き、粗みじん切りする。
- ご飯にきゅうり、あじの干物、カリカリ梅を混ぜ、おむすびにし、青じそを巻く。
おむすびを作るときは、熱々のご飯をギュッとつぶさずに、ふんわりにぎるのがコツ。熱いうちにしそを巻くと変色してしまうので、少し冷ましてから巻くようにしましょう。
手抜きだけど素敵に見える器を用意しておくとラクになるだけでなく気分も上がります。たとえば「竹皮」。これを使うとおかずが物足りないときや、おむすびだけの日も、とても手が込んているように見えますよ。