鶏肉は弱火でゆでてから、ふたをして冷めるまでおくと、しっとり柔らかく仕上がります。豆板醤とクミンのピリ辛だれをかけてエスニック風に。ほかにも、おろしポン酢をかけたり、マヨネーズ+マスタードであえたりと、いろいろなアレンジが楽しめます。大胆に丸ごと焼いたピーマンのおひたしは、ジューシーで食べごたえがあり、存在感も抜群!
【材料】
<ゆで鶏のクミン豆板醤ソース>
※作りやすい分量
- 鶏もも肉
- 1枚
- しょうが
- 5g
(A)
- 水
- 500㎖
- 酒
- 大さじ2
- 塩
- 小さじ1/2
(B)
- クミンシード・豆板醤
- 各小さじ1/2
- しょうゆ・砂糖・酢
- 各大さじ1
- ごま油
- 小さじ1
※鶏肉はむね肉でもOK。厚みがあるのでゆで時間は9〜10分にする。
※クミンシードは、焦げない程度にから煎りしておくと風味が良くなる。
<ピーマンのきんぴら>
※作りやすい分量
- ピーマン
- 4個
(C)
- しょうゆ
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ2
- 砂糖
- 大さじ2/3
- ごま油
- 小さじ2
- 白いりごま
- 適量
- たくあん
- 適量
- ゆで鶏を作る。鍋にA、鶏肉、しょうがを入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら、弱火で7分ゆで、火を止める。ふたをしてそのまま1時間ほどおき、冷ます。
※鶏の旨みが出ているゆで汁はスープに利用できます(玉ねぎとわかめを入れて、しょうゆ、こしょうで調味し、ごま油をたらせば、おいしいわかめスープに)。
- 容器にBを入れて混ぜ、クミン豆板醤ソースを作る。
- ピーマンのきんぴらを作る。フライパンにごま油を中火で熱し、ピーマンを丸ごと入れ、フライ返しで押さえつけながら両面をしっかり焼く。
- 香ばしい焼き色がついたら、Cを加えてからめる。
- 弁当箱の半分にご飯を詰め、白ごまをふる。①のゆで鶏を1cm幅に切って入れ、②のソースをかける。空いたところに④を詰め、たくあんを添える。
家庭では、クミンはカレー、豆板醤は麻婆豆腐などに使うのが定番ですが、ほかに使い道がなくて残りがち。この「クミン豆板醤ソース」は、炒めものの味つけや、しゃぶしゃぶのたれにもなるので、ぜひ、レパートリーに加えて。プチプチした食感がアクセントになるため、クミンはパウダーよりシードがおすすめです。
定番のきんぴらは野菜を変えるだけでレパートリーが広がります。おすすめはピーマン。種やワタも食べられるので、丸ごと使えば切る手間がなく、食品ロスの削減=ごみ捨ても少なくなります。フライ返しで押さえつけながら(弾力があるので上から菜箸でさらに押しつけると良い)、両面に香ばしい焼き色をつけるのがポイントです。