鶏ひき肉にえのきを混ぜるだけで、冷めてもふわふわのつくねに。肉の量が少なくても、ボリューム感が出るのもうれしいポイントです。みそベースのしっかりした味つけなので、ご飯がどんどん進みます。蒸し煮でほくほくに仕上げたかぼちゃ煮は、冷めるほどしっとりおいしくなり、お弁当にもってこいの副菜です。
【材料】
<鶏つくね>
※作りやすい分量(4個分)
- 鶏ひき肉
- 200g
- 塩・こしょう
- 各少々
- えのきだけ
- 50g
- 長ねぎ
- 20g
(A)
- しょうが(チューブ、またはすりおろす)
- 小さじ1
- 片栗粉
- 小さじ2
(B)
- みそ・みりん
- 各大さじ1
- しょうゆ
- 小さじ1
- 砂糖
- 小さじ1/2
- ごま油
- 適量
<かぼちゃ煮>
※作りやすい分量
- かぼちゃ
- 1/4個(約300g)
- 水
- 100〜150ml
- 砂糖
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ1
- 塩
- 少々
- 鶏つくねを作る。えのきは4mm幅に刻み、長ねぎはみじん切りにする。
- ボウルに鶏ひき肉と塩、こしょうを入れて粘りが出るまでこね、①とAを加えてさらにこね、円盤形に成形する。
- フライパンにごま油を熱し、強火で②を焼く。両面に焼き色がついたら弱火にし、ふたをして3分焼く。合わせたBを加えて火を強め、たれをからめる。
- かぼちゃ煮を作る。かぼちゃは種とわたを除き、大きめの一口大に切り、ピーラーで面取りをする。
- 鍋にかぼちゃを並べ、底から1cm程度のところまで水を注ぎ、砂糖を加えて軽く混ぜる。ふたをして中火で蒸し煮にする。煮汁が少なくなったら、しょうゆと塩を加え、かぼちゃに煮汁をからめる。
煮崩れを防ぐための面取りはピーラーを使うと手軽。レンチンよりも、鍋にふたをして蒸し煮にしたほうがほくほくに仕上がり、味も入りやすいです。つぶしてマヨネーズであえればサラダにも。冷蔵庫で3〜4日保存できます。
肉にえのきを混ぜると時間が経っても柔らかく、ふわふわの鶏つくねに。成形の時は、手に油をつけるとくっつきにくく、薄い円盤形にし、ふたをして焼くことで調理時間も短縮できます。肉を豚ひき肉に代えたり、青じそやごまを入れたり、にんじん、いんげん、れんこんなど食感のよい野菜を加えるだけで、応用自在です。