酢豚は、冷めると豚肉がかたくなったり、豚肉の匂いが気になったりするので、お弁当には鶏肉を使うのが和田家の定番だそうです。油で揚げずに炒めて作るので、とても手軽。加える野菜は冷蔵庫にあるものでアレンジ。メインに合わせて副菜も中華風に。いんげんとザーサイのコリコリとした歯ごたえが食感のアクセントにもなります。
【材料】1人分
<酢鶏>
- 鶏もも肉
- 1/2枚(約150g)
- 酢
- 小さじ1
- 塩
- 少々
- 玉ねぎ
- 1/2個
- ピーマン
- 1個
- しいたけ
- 1枚
(A)
- トマトケチャップ・酢・酒・砂糖
- 各大さじ1
- しょうゆ
- 小さじ2
- 片栗粉
- 小さじ1/2
- 片栗粉
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1
<いんげんとザーサイのコリコリ中華炒め>
- いんげん
- 100g
- 長ねぎ(白い部分)
- 10cm
- 味つけザーサイ
- 30g
- ごま油・酒
- 各小さじ2
- しょうゆ
- 小さじ1/2
- 酢鶏を作る。鶏肉は一口大に切り、酢、塩をふってもみ込み、下味をつける。
- 玉ねぎ、ピーマンは乱切りにし、しいたけは軸を取って一口大に切る。Aは混ぜておく。
- ①の鶏肉に片栗粉大さじ1をもみ込み、ごま油を熱したフライパンに入れて中火で炒める。両面に焼き色がついたら、玉ねぎ、しいたけを加えて炒め、玉ねぎが透き通ったらAを加えて混ぜる。とろみがついたら、ピーマンを加えてさっと炒め、火を止める。
- いんげんとザーサイのコリコリ中華炒めを作る。いんげんは斜めに包丁を入れて3等分に切る。長ねぎは縦半分に切り、さらに斜め薄切りにする。ザーサイは粗みじん切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、ザーサイを中火で炒める。油がなじんだら、いんげん、酒を加えてふたをし、1分蒸し焼きにする。しょうゆを回し入れ、火を止めて長ねぎを加え、混ぜる。
炒め物に市販の味つけザーサイを使えば、調味がほとんど不要に。ザーサイがいい仕事をして簡単に味が決まるのでおすすめです。合わせる野菜は、いんげんの代わりにエリンギやスナップえんどうなどでもおいしく作れます。
酢鶏の鶏肉は片栗粉をもみ込んだら、油で揚げずに炒めるだけ。油の後始末もなく、簡単に作れます。しっかり焼き色をつけることで、揚げたような見た目に。玉ねぎを長ねぎに代えたり、野菜は自由にアレンジしてOK。なす、いんげんなど、冷蔵庫にある野菜を入れてみてください。