だしをひいて、こして……、丁寧においしく作るには手間がかかると思われがちな和食ですが、アイデアひとつで炊き込みご飯も幽庵焼きも驚くほど簡単に。手間いらずで本格派の味に仕上がります。このレシピをベースに、具材をお好みのものに代えてアレンジするのもおすすめです。「やっぱり和食っていいよね」としみじみ実感できるお弁当です。
【材料】
<海鮮炊き込みご飯>
- 白米
- 1合
- にんべん「薫る味だし」
- 8g(1袋)
(A)
- 油揚げ
- 1/2枚
- しょうがの千切り
- 5g
- シーフードミックス(冷凍)
- 50g
<鮭の幽庵風ホイル焼き>
- 鮭の切り身
- 1切れ
(B)
- しめじ ひと口大にしたもの
- 2つ
- 玉ねぎ スライス
- 20g
- パプリカ(赤) スライス
- 2切れ
- すだち スライス
- 2枚
- にんべん「つゆの素ゴールド」
- 大さじ1
- にんべん「かつおぶし フレッシュパック ソフト」
- 適量
<和風ごぼうサラダ>
- ごぼう
- 1/4本
- にんじん
- 1/4本
- ごま油
- 少々
- 鷹の爪
- 少々
- にんべん「つゆの素ゴールド」
- 大さじ1
- マヨネーズ
- 10g
- 白ごま
- 適量
- にんべん「かつおぶし フレッシュパック ソフト」
- 適量
- 海鮮炊き込みご飯を作る。薫る味だしの中身を出し、米と混ぜ合わせる。全体になじんだら、炊飯器に入れ、分量に合わせた水でむらなく混ぜ合わせ、上にAを乗せて炊く。油揚げは短冊切りにし、冷凍のシーフードミックスは解凍して使う。
- 鮭の幽庵風ホイル焼きを作る。鮭をひと口大に切り、Bとともにホイルで包む。一番上にすだちを乗せ、つゆの素をかけてフライパンで蒸し焼きにする。時間の目安は蓋をして8~9分ぐらい。その間、別の調理を進める。
- 和風ごぼうサラダを作る。フライパンにごま油を熱し、鷹の爪を炒めて香りを出す。しりしり器で千切りにしたごぼうとにんじんを炒めて火が通ったら、つゆの素を入れる。汁気がなくなるまで炒めたら、バットなどに広げて冷ます。
- ホイル焼きに火が通ったことを確認し、余計な水分を吸わせるためにかつおぶしを入れる。
- ごぼうとにんじんの粗熱がとれたら、マヨネーズ、白ごま、かつおぶしであえる。
- 弁当箱にできあがったものを詰める。
お弁当に汁気は大敵。仕上げにかつお節をひとふりして、余計な水分を吸わせましょう。液だれ防止はもちろんのこと、旨みが加わり、奥行きのある味に仕上がります。
“ながら”できるメニューはお弁当づくりに最適。ホイル焼きは火にかけている間に他の作業ができ、フライパンが汚れにくく後片付けもスムーズ。朝にもってこいのおかずです。