暑い夏、できれば火を使わずに作りたい。そんな想いから考案したのがこちらのお弁当。調理はすべて電子レンジとトースターで行います。酢飯を作らず、油揚げに酢を加えることで、昼にはご飯に甘酢が浸透、いいあんばいのおいなりさんに。やきとりの鶏肉は、カット済みのからあげ用を使うと便利です。
【材料】1人分
<いなり>
- 油揚げ
- 2枚
- ご飯
- 160g
- さけフレーク
- 15g
- 酢
- 大さじ1
(A)
- しょうゆ
- 小さじ4
- 砂糖
- 小さじ4
- みりん
- 大さじ1
- 水
- 1/2カップ
<やきとり>
- 鶏もも肉
- 90g
- ししとう
- 2本
- しょうゆ
- 小さじ1
- 酒
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1/2
<茶巾たまご>
- 卵
- 1個
- 砂糖
- 小さじ1
- いなりを作る。油揚げの上で箸をころころと転がした後、横半分に切る。転がすことで、油揚げが開きやすくなる。
- ボウルに①とAを入れて、電子レンジ(600W)で2分加熱。いったん取り出し、上下を入れ替えて、さらに2分加熱する。取り出して酢を加え、粗熱が取れたら両手で絞る。
- ご飯にさけフレークを混ぜて4等分し、②の油揚げに詰める。
- やきとりを作る。ボウルに酒と塩を入れて混ぜ、鶏もも肉を加えてよくもみ込む。しょうゆを加えて混ぜ、竹串に鶏もも肉とししとうを交互に刺し、トースター(1,000W)で8分ほど焼く。
- 茶巾たまごを作る。耐熱容器に卵を割り入れ、砂糖を加えてよく混ぜる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。熱いうちに、ラップで茶巾型にまとめ、粗熱とれて形ができあがったらラップをはがして完成。
- お弁当箱にいなり、やきとり、茶巾たまごを詰める。
今回は油揚げの油抜きをしなくても大丈夫。そのまま使って、電子レンジで味付けしましょう。小鍋で煮るよりも断然便利。味が均等に付くだけでなく、加熱時間中、他の作業に集中できます。
味のアクセントになる食材を活用しましょう。例えば青物野菜は香りや苦みを活かして炒めものやおひたしにするといいおかずになります。卵もやさしい甘みを活かしたい食材。栄養価も高いので、地味弁にぴったりです。