手でふわっとにぎったおむすびは、塩だけでもしみじみおいしく、心とお腹を満たします。おむすび片手にパクッとつまめるよう、肉団子の甘酢あんはようじに刺して。肉団子は多めに焼いて冷凍しておくと便利です。やや半熟に仕上げたゆでたまごと白菜の漬物(市販)を添えた、素朴で食べ飽きないお弁当です。
【材料】1人分
<塩むすび>
- 温かいご飯
- 200g(軽く2膳分)
- 塩
- 少々
<8分ごま塩ゆでたまご>
- 卵
- 1個
- ごま塩
- 少々
<肉団子>
※作りやすい量・12個分
- 合いびき肉
- 200g
(A)
- 長ねぎのみじん切り
- 10cm分
- 卵
- 1個
- 片栗粉
- 大さじ1
- 酒
- 大さじ4
- 塩
- 少々
- サラダ油
- 適宜
<肉団子の甘酢あん>
(A)
- トマトケチャップ
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 大さじ1/2
- しょうゆ
- 大さじ1/2
- 酢
- 小さじ1
- 水
- 大さじ2
- 片栗粉
- 小さじ1/2
- 8分ごま塩ゆでたまごを作る。鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出したばかりの卵を入れて中火で8分ゆでる(※)。冷水にとり、粗熱が取れたら皮をむき、半分に切ってごま塩をのせる。
※暑い季節はゆで時間を少しプラスして、固ゆでに。
- 肉団子の甘酢あんの肉団子を作る。ボウルにひき肉、Aを入れてよくもんで混ぜ、12等分して丸める。
- フライパンにサラダ油を熱し、肉団子を入れて転がすようにしながら4~5分焼いて取り出す。冷蔵庫で3日間、冷凍庫で2週間保存可能。
- フライパンに甘酢あんの材料のAを入れて弱火にかけ、とろみがついたら肉団子8個を加えてからめる。粗熱が取れたら2個ずつ楊枝に刺す。
- 塩むすびを作る。手を水で濡らし、塩を手のひらにまぶしつけて、2等分したごはんをふわっと軽く三角形ににぎる。
おにぎりのサイズを揃えたいなら、一度茶碗によそってからにぎるとやりやすい。熱々ご飯も少し冷めるので楽ですよ。肉団子はひき肉200g分をまとめて作り、残りは冷凍保存するのがおすすめ。味つけしていないので、照り焼きにしたりカレー粉をまぶしたり、自由にアレンジして楽しめます。
お弁当を手際よく作るために欠かせないのが、小さめの調理道具。ミニボウルは3~4個用意しておくと、合わせ調味料やあえ物がスムーズに。フライパンや鍋も小さいものだと小回りがきき、効率がアップします。